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「Salesforce Analytics Cloud」を2015年秋より国内提供開始、8月からはパイロットプログラムも

 株式会社セールスフォース・ドットコム(セールスフォース)は、「Salesforce Analytics Cloud」の日本市場向け一般提供を、2015年秋より開始すると発表した。8月より、金融・保険、小売り・流通といった業界で、パイロットプログラムによる先行導入を予定している。

 Salesforce Analytics Cloudは、専門家ではなく、ビジネスユーザー向けにデザインされたクラウド型アナリティクスサービス。高い操作性と検索性を備え、誰もが、あらゆるデバイスで簡単にデータを分析できる点が特徴という。また、クラウドのスピードとスケーラビリティを備えており、すべてのデータがSalesforceと連携しているため、多視点での分析が可能で、より的確な判断を行えるとのこと。

 8月に開始するパイロットプログラムでは、多数の顧客を抱え、コールセンターや営業を通じで顧客との接点が多い金融・保険業界や、流通・小売業界で先行導入する予定。Salesforce上に蓄積される各部門からの顧客データを統合し分析することにより、顧客の新たなニーズを発見し、ビジネスの拡大とカスタマーサービスの向上を実現するとした。

 なおセールスフォースでは、下記のパートナー各社と連携を進める予定。

・株式会社アイエイエフコンサルティング
・アクセンチュア株式会社
・アビームコンサルティング株式会社
・株式会社アピリオ
・株式会社テラスカイ
・デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
・日本電気株式会社
・株式会社パソナテキーラ
・株式会社日立ソリューションズ
・富士通株式会社
・プライスウォーターハウスクーパース株式会社
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石井 一志