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PwC Japan、Googleのクラウドサービスを活用したサービスを国内提供

 あらた監査法人、京都監査法人、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、税理士法人プライスウォーターハウスクーパースなどで構成されるPwC Japanは16日、PricewaterhouseCoopers(PwC)が2014年10月に米国で発表したGoogleとの協業サービスについて、日本国内の企業へのサービスを提供すると発表した。

 協業では、PwC Japanが提供するデータ分析やセキュリティ対策および業務改革などの支援ノウハウと、Googleのクラウドサービスを組み合わせ、業務のあり方を変革しようとする企業に対し、課題の抽出から業務の変革・定着までを一貫してPwC Japanがサポートする。PwC Japanが持つ各業務で得た広範なデータを、Googleのクラウドサービスを使って解析し、変革の実現に向けた新たな知見を導き出す。

 PwC JapanとGoogleでは、既存のソリューションで協力するともに、以下の3つの領域において新たなサービスを開発し、企業を支援する。

  1. PwC Japanのビジネスに関する知見とGoogle Appsを組み合わせ、「ワークスタイル変革」を志向する企業を支援する。
  2. PwC Japanの分析能力とGoogle Cloud Platformを合わせて用いることで、企業が技術と情報を最大限に活用できるようにする。
  3. 事業の新開発を模索する企業に対して、PwC JapanとGoogleが経営判断の後押しとなる適切なツールと知見により、指針を提供する。

 PwC Japanは今後3年間で、Google関連事業の人員を50名に拡充し、売上15億円を目指す。

三柳 英樹