ニュース

タグキャスト、ビーコン対応アプリをHTML5で開発できる「TAGCAST-SDK」

 株式会社タグキャストは11日、屋内位置情報サービス「TAGCAST」において、Beacon端末「TAGCASTビーコン」に対応したWebアプリをHTML5で開発できる「TAGCAST-SDK」を提供開始する。

 TAGCAST-SDKは、TAGCASTビーコンに対応したスマホアプリを開発するためのツールとして、2014年7月1日から無償提供している。今回、機能を強化し、HTML5でのアプリ開発に対応した。

 TAGCASTビーコンを利用することでスマホの画面に情報を表示し、アプリの制御を行うことでさまざまなサービスが可能となる。GPSを受診できない場所でも位置を特定し、施設内でクーポン・ポイントを配布したり、クチコミと連携したり。施設側は来店者の「来店証明」が実現できる。

 HTML5に対応したことでさらに、アプリのバージョンアップをすることなく、「来店証明」を利用した機能の追加・変更が可能となる。例えば、サービス開始当初は来店された人にクーポンを配布し、その後、クチコミにも対応するといった段階的な対応が容易に実現できるという。

川島 弘之