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Web会議「ミーティングプラザ」、世界8拠点にサーバー設置

グローバル会議品質を向上

 NTTアイティ株式会社は10日、Web会議サービス「ミーティングプラザ」のグローバル機能を拡充した。世界8拠点にサーバーを設置し、拠点間ネットワークも大幅増強する。

 ミーティングプラザは、日本・海外にてPC・タブレットでWeb会議が行えるクラウドサービス。今回の機能拡充では、新たにアメリカ西海岸・東海外、オランダ、シンガポール、オーストラリア、香港、中国、東京の各地に拠点サーバーを設置。その拠点サーバー間を専用ネットワークで結んだ。

海外拠点サーバーを利用したWeb会議

 Web会議の主催地または参加者の多い地域に近いサーバーを「会議開催サーバー」とすることで、ネットワークの遅延や帯域変動の影響を減らし、映像・音声・資料共有の品質が大幅に向上するという。また、拠点サーバー間は専用ネットワークで結ばれているため、遠隔地から参加する場合も、最寄りのサーバー経由で会議に参加し、安定した品質でWeb会議が行えるとのこと。

会議予約時サーバー指定画面
接続先サーバーサジェスト機能

 これらはNTTアイティが運用するミーティングプラザサーバーを共同利用するクラウドサービスの標準機能として、12月20日から利用可能となる。また、既存クラウドサービスの契約接続数の範囲内であれば、今回のサービス拡張による価格変更はない。

川島 弘之