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「設置するだけで簡単に利用開始」、NECが中小向け不正接続防止アプライアンスを発売
（2014/10/29 13:39）
日本電気株式会社（以下、NEC）は29日、設置するだけで利用開始できる不正接続防止製品「InfoCage不正接続防止 Lite」を、主に中小規模システム向けに提供開始すると発表した。価格は32万3000円（税別）からで、11月14日の出荷開始を予定する。
「InfoCage不正接続防止 Lite」は、不正接続防止用ソフトを手のひらサイズの小型ハードウェアに搭載したアプライアンス製品。管理者が、社内ネットワークへの接続機器を一覧で確認したり、不正な接続があったことをアラートで確認したりできるため、ウイルス感染や情報漏えいのリスクが低減するという。
特徴は、簡単な設置・導入を行える点。従来の大規模向け製品「InfoCage 不正接続防止」では、管理サーバーの設置と、管理サーバーへの管理マネージャーのインストール、対象ネットワークへのセンサーの設置といった作業を行う必要があった。しかし新製品では、センサーに管理マネージャの機能を持たせて管理サーバーを不要にしており、管理対象となるネットワークの任意の場所に接続するだけで、すぐに利用を開始できる。
コスト面でも、管理サーバーのハードウェア費用やOSのライセンス費用、管理ソフトのライセンス費用を削減でき、従来の管理サーバーを設置する構成と比べて、約50％の初期導入コストが削減可能とのこと。
