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IIJ、DBaaSのラインアップにSQL Serverを追加

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は21日、データベースを月額課金で提供するクラウドサービス「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン」のラインアップに、SQL Serverを追加すると発表した。11月5日より提供開始する。

 「IIJ GIOコンポーネントサービス データベースアドオン」は、データベースをサービスとして提供する、いわゆるDBaaS(Database as a Service)。従来はOracle DatabaseとMySQL、データウェアハウス(DWH)用途向けのGreenplum Databaseを提供していたが、今回、SQL Serverをラインアップに追加した。これにより、特にWindows環境を利用しているユーザーの、クラウドに移行したいというニーズを満たせるようになるという。

 SQL Serverは、最新版のSQL Server 2014を提供するので、最新機能をクラウド環境で利用可能。さらにバックアップオプションを利用すれば、自動的にデータベースのバックアップを保存し、コントロールパネルから簡単にリストアを行える。今後は、ユーザーがオンプレミスで利用している既存のSQL Serverから、データベースを容易に移行できるソリューションも提供する予定だ。

 1インスタンスあたりの基本契約は、2 ICU、メモリ4GB、ディスク500GBのType-Eの場合、2チケット/月の保守サポートを含み、初期費用が5万円(税別)、月額費用が6万5000円。バックアップオプションは、初期費用が2万6000円(税別)、月額費用が1万5000円(税別)となっている。

石井 一志