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NTTとPFNが資本・業務提携、IoT向け次世代ビッグデータ技術の確立目指す

 日本電信電話株式会社(以下、NTT)と株式会社Preferred Networks(以下、PFN)は1日、IoT(Internet of Things)分野をターゲットとした「次世代ビッグデータ技術」の確立を目指し、資本・業務提携すると発表した。

 PFNは、自然言語処理技術や機械学習技術分野で高い技術力を有するベンチャー企業、株式会社Preferred Infrastructure(以下、PFI)から、IoTにフォーカスしたリアルタイム機械学習技術のビジネス活用を目的にスピンオフし、3月26日に設立されたベンチャー企業である。

 今回PFNは、NTTを引受先とする第三者割当増資により約2億円を調達する。この資本・業務提携によって、NTTの持つ分散処理技術や機械学習における最先端技術、ネットワークやセキュリティなどに関するノウハウと、PFNの持つ機械学習技術やディープラーニング技術および開発力、実装ノウハウを持ちより、「次世代ビッグデータ技術」の確立を通じて、さらなるビッグデータビジネスの推進を図る狙いだ。

石井 一志