ニュース

富士通、最新Xeon E5-2600v3を搭載したサーバー、性能約40%向上

PRIMERGY RX2540 M1

 富士通株式会社は9日、最新のXeon E5-2600v3製品ファミリーを搭載した2Way・2Uサーバー「PRIMERGY RX2540 M1」を発売した。価格は57万5000円(税別)。9月下旬より出荷する。

 PRIMERGY RX2540 M1は、優れたパフォーマンス、拡張性、冗長性を備え、大中企業における期間サーバーや仮想化システム、クラウドデータセンターなどに適するというミドルレンジサーバー。4~8コアまで幅広いCPUラインアップをそろえ、最大18コア搭載時には約40%性能を向上した(Xeon E5-2697v2×2個搭載時とXeon E5-2699v3×2個搭載時においてSPECint2006で測定)。

 拡張性においては、従来機種においてシステムボード上のネットワークアダプタは1000BASE-T×2ポートのLANアダプタに固定されていたが、新製品では1000BASE-T×2ポート、1000BASE-T×4ポート、10GBASE-T×2ポート、10GBASE×2ポートの4種類から選択可能となった。これにより、さまざまな環境において最適なネットワーク構成を実現するという。

 そのほか、運用改善に向けた安全性・効率性などの基本6項目と、ドライバなどの工具の適用有無や視認性など80要素の指標により策定した新デザインガイドラインに基づき設計され、導入~運用保守時における確実な操作を実現したという。

 2Uラック型にXeon E5-2603v3×1基、8GB Registered DIMM×1基を搭載したモデルで57万5000円(税別)。9月下旬より出荷を開始する。

川島 弘之