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cstap、クラウド帳票サービス「プリントクリエイター」で一括出力をサポート

 サイボウズ株式会社とサイボウズスタートアップス株式会社(Cstap)は6月18日、クラウド帳票サービス「プリントクリエイター」のバージョンアップを発表。新バージョン2.0では、一括出力機能をサポートしたほか、関連レコードやテーブルなどへ対応するカスタマイズ機能も追加した。

 「プリントクリエイター」は、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone(キントーン)」と連携してPDFファイル形式の帳票を出力できる、Cstapが提供するサービス。

プリントクリエイターの利用イメージ

 これまでのライトコース(月額6000円)、スタンダードコース(月額9000円)に加え、今回のバージョンアップに合わせて一括出力機能を利用できるプレミアムコース(月額1万6000円)を追加した(価格はいずれも税別)。いずれも、30日間の無料トライアルが利用可能。kintoneも30日間無料トライアルがあるため、kintoneと合わせて30日間無料で試用することができる。

 従来の「プリントクリエイター」では、kintoneアプリに登録されたデータを1枚の帳票に差し込み出力しかできなかったが、新バージョン2.0では最大500件の一括出力をサポート。一括出力を利用できるプレミアムコースの提供を開始した。

 プレミアムコースでは、一括出力最大枚数は500枚で、月間5000枚の一括出力が可能。これまで1枚ずつ出力していた作業がワンクリックで済むようになる。

 一括出力は絞り込みをかけた後にも使用可能となっており、ユーザーごとに「今月の」「自分の」報告書を一括出力することもできる。また、複数アプリにまたがる「関連レコード」設定もサポート。より自由度の高いレイアウト作成が可能になった。

請求書の一括出力なども可能になった
ファイルとして一括出力し、ダウンロードURLの生成も可能

 また、テーブルやルックアップの表示にも対応。これにより複数商品提供時の見積もりや請求書の発行、複数企業訪問時の報告書の作成が簡単に行える。ルックアップにも新たに対応し、kintoneの機能をフルで使いながらのレイアウトが可能となった。

2.0でテーブルにも対応

工藤 ひろえ