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チェック・ポイント、最上位機種「61000」の性能倍増モジュール

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は30日、圧倒的なセキュリティパフォーマンスを実現するという高速ネットワーク向け新モジュール「SGM260」を発売した。

 ハイエンドセキュリティゲートウェイ「Check Point 61000」向けの新モジュールで、データセンターや通信事業者向けに設計された61000のパフォーマンスをさらに向上。従来比2倍となる最大400Gbpsのファイアウォールスループット、最大130GbpsのIPSスループットまで引き上げる。SecurityPower Units(SPU)も最大3万3000と、2倍以上の性能を実現するという。

 パフォーマンスが向上するだけでなく、100Gigabit Ethernet(GbE)×60、40GbE×8とポート密度も業界最高レベルに高め、より多くのネットワークセグメントに対応可能となる。これにより、同社のセキュリティ技術をネットワーク固有のニーズに応じて柔軟に導入できるとしている。

 また、Software Bladeアーキテクチャに基づくため、幅広いセキュリティ機能を組み合わせて多層防御を実現する。例えば、ファイアウォール、IPSec-VPN、IPS、アプリケーション制御、URLフィルタリング、アンチスパム、アンチウイルス、アンチボット、DLP、モバイルアクセス、サンドボックスなどのセキュリティ機能を自由に選択できる。

川島 弘之