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日立の「NEXTBASE」を利用した基幹系システムが稼働~大光銀行と第三銀行で

 株式会社日立製作所(以下、日立)は6日、株式会社大光銀行、ならびに株式会社第三銀行が、日立の地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」を活用した新基幹システムを導入したと発表した。大光銀行では1月4日より、第三銀行では1月6日より、それぞれ稼働を開始している。

 NEXTBASEは、日立が提供している地域金融機関向けの共同アウトソーシングサービス。最新のハードウェア、ソフトウェアを採用しており、信頼性の高いシステム運営を実現するほか、バックアップセンターを持つ2センター構成のため、万一の大規模災害時にも速やかな復旧が可能という。

 また、第二地方銀行12行が加盟(稼働済みは第三銀行までで9行)する業界最大規模の共同利用サービス型基幹系システムとなっていることから、新制度への対応や新規サービスの開発効率の向上が図れる点も強み。システム共同化によって得られるメリットを生かして、システム開発コストや運用コストなどを削減し、それをコア業務へシフトすることで、経営基盤のより一層の強化を図れるとしている。

 なお大光銀行では、日立の統合チャネルソリューション「FREIA21+ for NEXTBASE」を活用した新営業店システムも、同時に稼働開始したとのこと。

石井 一志