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クラウド型eラーニング「eden LMS」に「高画質動画配信オプション」

iPhone/Android/Win 8タブレットにも配信可能

 くらふとわーくす株式会社は10日、クラウド型eラーニングシステム「eden LMS」がAmazonのクラウドと連携し、「高画質動画配信オプション」をリリースしたと発表した。

 eden LMSは、月額課金型のeラーニング配信システム。テキスト・動画・Flash・PDFの配信、あるいは問題演習や時間制限つきのテストなど、あらゆる学習コンテンツを簡単に配信できる。

 標準機能でPCやスマートフォンへ動画配信を行える。しかし共用回線からの配信となるため、利用できる動画の画質(ビットレート)に制限があった。「高画質動画配信オプション」では、Amazonのコンテンツ配信サービスと連携することで、簡単に高画質の動画を配信できるという。

 標準の動画配信機能と同様に、Windows、Macはもちろん、iPhone/Android/Windows 8タブレットにも対応。ストリーミング形式での配信なので、長時間の動画でも待たずに再生できる。

 教材の作成も簡単。コンテンツ管理画面から動画ファイルをアップロードするだけで作成できる。教材のページのHTMLを直接編集することも可能なので、知識があれば細かな調整も行える。

 月額配信データ量に応じた段階的な価格設定を採用。システムの基盤にすべてクラウドを利用しているので、規模に合わせた柔軟な利用が可能。300GBで1万290円、1TBで3万1500円、3TBで9万4500円、10TBで28万3500円。例えば100人の受講者に対して、PC、スマートフォン、タブレットに対応した高画質動画とテスト配信を行うのであれば、初期費用0円・月額3万9800円で利用できる。

(川島 弘之)