京都外大西高校、教育向けクラウドプラットフォームを導入

USBシンクライアントやOTP・SSOを実現


 ミカサ商事株式会社、日本ベリサイン株式会社、株式会社アイズは17日、学校法人京都外国語大学 京都外大西高等学校(以下、京都外大西高校)の通信制課程に、教育機関向けクラウドプラットフォーム「MIKASA Cloud for Education」が導入されたと発表した。

 MIKASA Cloud for Educationは、学習管理システムやeラーニング教材をクラウド上に置き、PCやタブレット端末などからアクセスできるクラウド型ポータル。

 今回はこの教材を配信するためのミカサ商事のプラットフォームに、アイズのUSB型シンクライアント「iZE Smart Desktop」、ベリサインのワンタイムパスワード(OTP)認証ソリューション「Symantec Validation&ID Protection」を実装した認証連携基盤(シングルサインオン機能)を連携させ、セキュリティや利便性を向上した。

 生徒は学校から配布されるUSBキーをインターネットに接続されたPCに挿入し、パスワードを入力するだけで、固有のIDで通信教育システムにログインが可能。クライアントに端末をデータに残さないほか、OTPによる二要素認証も実現。このシステムを通じて、安全に各種教材や課題レポートの提出、メールサービスなどを利用できるという。

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(川島 弘之)
2012/4/17 11:48