BIGLOBE、クラウド型メールサービスを伊藤忠紙パルプへ納入


 NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は7日、伊藤忠紙パルプ株式会社に、クラウド型メールサービス「BIGLOBEクラウドメール」を納入したと発表した。

 「BIGLOBEクラウドメール」は、SaaS型で提供されるメールサービス。「メールボックス」機能では、ドラッグアンドドロップによるフォルダ分けやファイル添付、メールの自動振り分けなど、メールソフトのような感覚で利用できるWebメールの機能が提供される。

 また、「メールウイルスチェック」「迷惑メールチェック」「メール保管・監査」「メール自動暗号化」の各機能が用意されており、一括して利用することも、個別の機能のみを導入することも可能だ。

 クラウド型であるため、セキュリティソフトの更新や高負荷対策などの煩雑な作業から解放され、運用工数を大幅に削減可能。さらに、社員の登録・削除の手続きや設定変更などを容易に行える管理者画面の提供、BIGLOBEによる、各種機能に関する問い合わせへの一括対応などにより、専門知識がない社員でも運用管理、更新作業を行えるとした。

 また、「メール保管・監査」による配送制御とアーカイブ、「メール自動暗号化」による情報漏えい防止の両機能により、安全性の高い運用を実現できるとのこと。特に「メール自動暗号化」では、暗号化を解除するパスワードを、指定したあて先へ自動送信することもでき、作業を増やすことなく、安全なメールを使えるとしている。

 BIGLOBEでは今後も、企業のニーズに合わせてサービスを継続的に強化する考えで、今後3年間に累計500社への導入を目標としている。

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(石井 一志)
2012/2/7 11:38