日本IBM、顧客企業のデータバックアップを支援する従量課金制サービス


 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は15日、顧客企業のデータバックアップを支援するサービス「Smart Business Cloud Managed Backup - オンサイト・データ保護」(以下、オンサイト・データ保護)を発表した。

 「オンサイトデータ保護」は、顧客企業のデータバックアップを支援するアウトソーシングサービス。日本IBMの資産としてサーバーやストレージを顧客企業内に設置し、バックアップ実行や管理を、その企業の設定に基づいて、IBMグローバル・デリバリー・センターから実施する。

 サーバーやストレージは顧客企業内に設置され、インターネットを経由しないことから、高いセキュリティを維持できるのが特徴。また、料金は、実際にバックアップするデータ量(転送データ量)に応じた従量課金制を採用しており、初期投資が不要なほか、運用を委託することによって、管理の負荷も軽減できるとしている。データの保管期間は30日間。

 加えて、顧客企業内のバックアップシステムから、IBMのデータセンターを含め、その企業が指定するほかの場所に設置した情報システムにもバックアップするサービスを、オプションとして提供するので、事業継続性を高めることも可能とした。

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(石井 一志)
2011/9/15 14:01