米Microsoft、「Windows Home Server 2011」や「SBS 2011 Essentials」の開発を完了

　米Microsoftは3月29日（米国時間）、家庭・ホームオフィス向けサーバーOSの新バージョン「Windows Home Server 2011」（開発コード名：Vail）と、SMB向けサーバーOS「Windows Small Business Server（SBS） 2011 Essentials」（開発コード名：Aurora）の開発が完了したと発表した。

　Windows Home Server 2011は、Windows Server 2008 R2ベースで開発された、コンシューマ向けのサーバー製品。クライアントPCのバックアップ機能、ヘルスモニタリング機能、メディアストリーミング機能、リモートアクセス機能などを備えており、今回より64ビット版のみの提供となる。

　一方のSBS 2011 Essentialsは、SBS製品群のエントリーとして新設された製品で、最大25クライアントをサポート。クラウドとの連携を視野に入れて開発されているほか、クライアントPCのモニタリング機能や、リモートアクセス機能などを搭載する。

　なお、いずれの製品も、日本語を含む19言語をサポートし、TechNetやMSDNでは4月上旬に提供が開始される予定。また5月には、サーバーベンダーなどからプリインストール製品が登場する見込みという。

Windows Server 2008 R2ファミリーの機能対応表