McAfee、DBセキュリティのSentrigo買収へ


 米McAfeeは23日(米国時間)、データベース(DB)セキュリティの米Sentrigoを買収することで最終合意したと発表した。買収金額は非公開。

 Sentrigoは、脆弱性管理、DBアクティビティ監視、DB監査、バーチャルパッチなどのDBセキュリティ技術全般を提供する企業。両社は「McAfee Security Innovation Alliance」プログラムを通じてパートナーシップを締結し、2010年にはOEM契約を結んでいた。今回の買収で関係をさらに強固にする。

 Sentrigoの技術により、Webを介してDBを攻撃するSQLインジェクションを阻止できる。McAfeeは、OS、ネットワーク、Webアプリケーション、DBまで包括的な脆弱性管理ソリューションを実現。「DB監査およびDBアクティビティ監視を組み合わせることで、McAfeeはすべてのトランザクションを完全に可視化できる」としている。

 また、企業のDB環境を診断し評価することで、それぞれのDBインフラに最適なセキュリティソリューションを展開し、ユーザーが攻撃を受ける前に脅威を検知するといったサービスも提供可能になる。

 買収は4月に完了する見込み。完了後、Sentrigoの社員はMcAfeeリスク・コンプライアンス事業部門に配属される。

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