日商エレ、オールインワンのVDIソリューション「Kaviza VDI-in-a-box」

　日商エレクトロニクス株式会社（日商エレ）は26日、オールインワンVDIソリューション「Kaviza VDI-in-a-box」を発売した。

　Kaviza VDI-in-a-boxは、一般的なデスクトップ仮想化に必要なコネクションブローカー、ロードバランサー、動的デスクトッププロビジョニング、高可用性などの機能をオールインワンで提供するソフトアプライアンス製品。

　独自のグリッドテクノロジーを利用することで高可用性を実現、オンデマンドにユーザー環境を拡張でき、導入時の構築や運用後の管理を簡素化する。ローカルストレージを利用するため、従来必要となるSAN/NASなどの高価な共有ストレージが不要となり、初期導入コストの削減も可能という。

　Citrix HDXにも対応するため、例えば社外からのリモートアクセスをストレスなく行えるほか、多種多様なUSBデバイス、マルチメディア、音声などもそのまま利用できる。デスクトップ仮想化にはKavizaの製品を採用。ハイパーバイザーはCitrix XenServer、VMware ESXに対応し、2011年にはMicrosoft Hyper-Vもサポートする予定。

　日商エレは、Citrix認定ディストリビュータとして10年以上仮想化ソリューションを提供しているが、今回の新製品をラインアップに追加して、幅広い利用環境に対応していく考え。