ブロードバンドタワー、クラウドサービス「Flex-IaaS」を提供へ


 株式会社ブロードバンドタワーは4日、クラウド型ホスティングサービス「Flex-IaaS」を発表した。11月15日より提供する。

 同社は10月に「Flex Cloud」戦略を打ち立て、11月よりクラウド型プラットフォームサービス「Flex-PaaS」のトライアルを実施している。これに引き続き、従来より提供している柔軟性の高いホスティングサービス「Flex Hosting」の発展形として、Flex-IaaSを発表した。Flex Cloudの正式サービスとしては第1弾となる。特徴としては、インターネット接続とサーバーがセットとなっており、ファイアウォールを標準で、ロードバランサーを有償オプションで利用できる。

 タイプは共有型と専有型の2種類。共有型は標準1営業日の短納期を実現し、Webサイトから短時間でメモリ・CPUリソースの増減が可能。ライブマイグレーションによる耐障害性や退避用リソースの確保など、HA機能も搭載している。構成例は1vCPU、1GBメモリ、50GB HDD、CentOS 5などで、価格は月額1万円から。リソース追加オプションは、1vCPU単位で5000円から、1GBメモリ単位で2000円から。1カ月の最低利用期間が設定されている。

 一方の専有型はハイスペックなサーバーを専有し、仮想化など自由な利用が可能。構成例は4コアXeon、4GBメモリ、75GB×2(RAID 1)、シングル電源などで、価格は月額7万円(専有型のみ初期費用が別途必要)から。

 このほか、月額8000円/100GBの共有ストレージサービスも併せて提供。100GB単位で容量を追加できるという。

 今後、Flex-PaaSの正式サービスインなど順次ラインアップを拡充する方針。

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