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インターコム、IBM i用端末エミュレーター「FALCON 5250 Ver.4.5」にデータ転送機能を搭載

「IBM i Access for Windows」との互換性を強化

 株式会社インターコムは16日、Windows 10対応のIBM i用端末エミュレーター「FALCON 5250 Ver.4.5」において、最新版「同 Ver.4.5 Rev.1.24」を提供開始したと発表した。

 FALCON 5250 Ver.4.5は、IBM Power Systems(またはSystem i、IBM i、iSeries、AS/400など)へ接続可能な、クライアントPC導入型の5250端末エミュレーター。

 今回の新版ではデータ転送機能を搭載し、Windows 10非対応が発表されているIBM製のIBM i用端末エミュレーター「IBM i Access for Windows」との互換性を強化した。これにより、同製品からFALCON 5250 Ver.4.5への乗り換えができるようになったという。

 価格は、1ライセンスあたり5万8000円(税別)で、別途、保守サポートサービス費用が必要になる。対応OSは、Windows 10/8.1/7と、Windows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008。

 同社では、Windows 10への移行を検討している「IBM i Access for Windows」ユーザーに対して、互換性のあるWindows 10対応端末エミュレーターを提供するとしており、販売パートナーと協力して、提供開始後1年で20社への導入を目指す。

インターコム、IBM i用端末エミュレーター「FALCON 5250 Ver.4.5」にデータ転送機能を搭載 FALCON 5250 Ver.4.5のデータ転送機能画面
FALCON 5250 Ver.4.5のデータ転送機能画面