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大塚商会、ユーザーの要望に添ったシステムを開発する訪問開発サービス

 株式会社大塚商会は、アジャイル型システム開発サービス「お客様の『これが欲しい!』にこたえる訪問開発サービス」を、10月4日から提供開始する。

 「お客様の『これが欲しい!』にこたえる訪問開発サービス」は、システムを利用するユーザー企業を実際に訪問し、一緒に打ち合わせながらニーズに添った画面をその場で作成していく、アジャイル型開発支援サービス。実際に使用する機器に画面設計をプロットし、実運用にて評価と改善を行うという。

 開発環境としては、サイボウズ株式会社の「kintone」、ファイルメーカー株式会社の「FileMakerプラットフォーム」、株式会社OSKの「SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder」に対応しており、システム化の範囲、内容、運用に合わせて最適な開発ツールでシステム構築を行えるとのこと。なお、いずれの開発ツールを利用する場合でも、スクリプト記述などのカスタマイズは行わず、GUIベースの基本機能を利用した開発が原則となる。

 開発にあたっては、初回訪問時にサンプルの提示や要望確認、訪問開発回数内で可能な改修内容の説明などを実施。次回以降、ユーザーの要件に沿った開発作業と内容確認を繰り返して開発を進めることになる。大塚商会では、こうしてユーザーの協力のもとで同社の技術者がプログラム作成を行うことにより、タイムリーなプログラムの修正や開発コストの削減を実現するとアピールしている。

 価格(税別)は、提案またはヒアリング1回+訪問開発3回のプランで36万円、訪問開発を5回に増やしたプランで50万円。開発にかかわる期間は契約時点から3カ月間、訪問開発は1回につき4時間以内となる。

 なお、契約回数を使い切らずに開発が終了した場合、残った契約回数は追加要望への対応や作成方法のアドバイスなどに利用できる。逆に、追加で訪問開発を行う場合は、追加料金(個別見積もり)にて対応する。