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ファイア・アイ、クラウドおよび仮想アプライアンスに対応したエンドポイントセキュリティ製品を発表

 ファイア・アイ株式会社は20日、クラウドおよび仮想アプライアンスに対応した新たなエンドポイントセキュリティ製品を発表した。

 製品は、2017年第3四半期までに世界中で提供開始される予定。これにより、ファイア・アイでは、セキュリティの簡素化、統合化、自動化を実現するインテリジェンス主導型のエンドポイントプロテクションプラットフォーム(EPP)の提供を目指す。

 また、2017年の追加アップグレードとして、アンチウイルス(AV)機能の搭載と、復旧機能の追加を第3四半期に実施するとともに、Linuxサポートを追加し、macOSとWindowsを含むすべての主要プラットフォームに対応する。また、データサイエンスと人工知能(AI)リサーチに基づき、セキュリティ運用の簡略化に向けた継続的な投資を行うとしている。

 ファイア・アイでは、新しい提供形態によるエンドポイントセキュリティにより、パートナー企業はハードウェアを使わなくても、仮想アプライアンスおよびクラウドで稼働するエンドポイントセキュリティを導入・展開でき、さらにこれらの製品を顧客企業向けにホスティングしたり仮想的に管理するといった選択肢を提供できると説明。さらに、セキュリティ運用を統合化するプラットフォーム「FireEye Helix」を使うことで、パートナー企業はエンドポイント、ネットワーク、サードパーティー製品のアラートが統合され、リスクのある脅威情報を1つの環境で管理し、顧客企業のセキュリティ運用を簡素化できるとしている。