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パナソニック、SDN技術を用いたネットワーク管理ソフト「PPS」

 パナソニックESネットワークス株式会社は、SDN(Software Defined Networking)技術を用いたネットワーク管理ソフトウェア「PPS(Power to Progress SDN)」を、6月28日に発売する。

 「PPS」は、SDN技術を用いてネットワークの設定や運用の負担を軽減するソフトウェア。パナソニックではすでに、SDNアプリケーションとして「ZEQUO assist Plus」を無償提供しているが、「PPS」は機能が大幅に強化されているとのことで、ZEQUOシリーズをはじめとするパナソニックのスイッチ、あるいはパートナー製品と連携して、ネットワークの設定や運用の負担を軽減し、環境変化にも柔軟に対応するシステムを実現するとした。

 具体的には、ネットワークのトポロジーをマップ上に表示し、そのマップ上でネットワークの状態を確認することが可能。また、オフィスの移転やレイアウト変更時に、通常では各スイッチの設定変更が必要になるところ、このソフトを利用すると、マウス操作で簡単に設定変更を行えるという。

 他社システムとの連携にも対応しており、例えば、株式会社PFUのネットワークセキュリティ製品「iNetSec Smart Finder」との連携では、iNetSec Smart Finderが検出した不正接続端末をマップ上に表示できるため、迅速なセキュリティ対策が可能になるとのこと。

 価格例は、管理端末数が20ノードまでの場合で年間4万円(税別)から。

基本構成