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バッファロー、10GbE対応の「テラステーション 5010シリーズ」にSSD搭載モデルを追加

TS5210DFシリーズ

 株式会社バッファローは、10ギガビットイーサネット(10GbE)に対応した法人向けNAS「テラステーション 5010シリーズ」において、SSDを採用した高速・耐振動モデル「TS5210DFシリーズ」を4月下旬に発売する。

 「TS5210DFシリーズ」は、10GbE(10GBASE-T)標準対応に加えて、SSDの採用により、読み込み・書き込み速度を高めた、2ドライブ・デスクトップ型のNAS製品。

 製品モデルと価格(税別)は、2TB(1TB×2)モデルが19万8000円、512GB(256GB×2)モデルが9万9800円。

 搭載メディアにSSDを採用することで耐振動性能を向上し、可搬性が高く、振動のある環境への設置も可能。工事現場近くの仮設事務所や、船舶内、鉄道車両内などの場所で、監視カメラや各種センサー、運行記録など保存するファイルサーバーなどの用途に適している。また、HDD搭載モデルと比べて消費電力を約63%削減した。

 CPUにAnnapurna Labs Alpine AL314クアッドコアプロセッサを採用。4GBのECCメモリを搭載し、安定動作を実現する。さらに、「システムファームウェア二重化構造」を採用しており、ファームウェア障害の際にも迅速に復旧できる。SSDや製品本体のエラー情報、障害の早期発見・故障予測などをメールで知らせる「メール通知」機能や、SNMP v3への対応により、障害発生時の早期復旧を可能とする。

 イーサネットポートは10GBASE-Tのほか、IEEE 802.3bz規格(5GBASE-T/2.5GBASE-T)にも対応し、既設のカテゴリー6/5eケーブルを利用した5Gbps/2.5Gbpsの通信にも対応する。また、1000BASE-T/100BASE-TX対応ポートも2ポート備える。