A10がNECのパートナーシッププログラムに参画　両社製品の連携ソリューションを提供

　米A10 Networks（以下、A10）は29日、日本電気株式会社（以下、NEC）のSDN/NFV分野におけるグローバルパートナーシッププログラム「NEC SDN Partner Space」に参画すると発表した。これに伴い、「SDN/NFV連携ソリューション」を両社で提供開始する。

　A10ではこれまでも、NECのクラウド基盤ソフトウェア「WebSAM vDC Automation」、クラウド基盤の構築・運用支援ソリューション「NEC Cloud System OSS 構築モデル商用製品構築モデル」に対して、自社のアプリケーションデリバリコントローラ（ADC）「Thunderシリーズ」を連携させるなど、SDN／NFV分野で両社製品の連携ソリューションを提供してきた実績を持つ。

　今回、パートナープログラム「NEC SDN Partner Space」に参画したことで、個々の連携ソリューションを「SDN/NFV連携ソリューション」として統合。日本のみならず、アジアや欧州を中心としたグローバルに対して提供するという。

　なおNECでは、「この連携ソリューションを利用すると、通信事業者はエンドユーザーに安全で堅牢なネットワークを提供可能になる」とコメントしている。