システムズナカシマ、kintoneベースのSFA業務アプリを発売

　株式会社システムズナカシマは15日、営業支援システム（SFA）の新版「NICE営業物語 on kintone ver.2」を販売開始すると発表した。サイボウズ株式会社の業務アプリクラウド「kintone」を開発基盤として、自社のSFAに関するノウハウを基に構築したという。

　「NICE営業物語 on kintone ver.2」は、kintone上に構築されたSFAアプリ。従来バージョンのユーザーから受けた要望をもとに機能を強化している。

　具体的には、グループでのスケジュール共有が可能なため、営業担当者ごとのスケジュールを把握できるようにしたほか、営業レポートを一括で登録する機能や、営業レポートと案件情報を連動して登録・管理できる機能などを新たに搭載した。

　顧客ごとにキーマン情報や案件情報、過去の活動を一元管理し一画面で確認できるため、使い勝手が向上しているという。また、複数案件の進ちょく状況を一画面で確認でき、停滞している案件に対しての指示が可能になったとのこと。

　さらに、レスポンシブデザインに対応し、スマートフォンやタブレットでも同機能を利用できる。

　価格（税別）は、初期テンプレート費用が50万円から、月額利用料が1ユーザー1500円から。最低5ユーザーから契約でき、6カ月の最低利用期間が設定されている。

　なおシステムズナカシマでは、サイボウズと自社に共通した販売店である、OA機器商社、システム販売会社を通じて販売する考えで、初年度の100社、2000ユーザーの契約を目標としている。