ニュース

NECネクサ、月額課金形態で利用できるクラウド型組版・コンテンツ管理ソリューション

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は13日、電子編集、コンテンツ管理、マッピングツールの3機能をセットにしたクラウド対応の組版・コンテンツ管理ソリューション「SUPER DIGITORIAL for クラウド」を、同日より販売開始すると発表した。

 SUPER DIGITORIAL for クラウドは、電子編集システム「SUPER DIGITORIAL/EX」とコンテンツ管理システム「SUPER DIGITORIAL/CMS」に自動組版(マッピング)ツールを加え、月額料金で提供するサービス。

 高速な自動組版エンジン搭載のSUPER DIGITORIAL/EXにより、定形・定期刊行物の制作や編集時間を効率化できるほか、SUPER DIGITORIAL/CMSを用いると、入稿や校正、素材の管理などの作業をクライアントと共同して行える。また、共有した素材データを利用した制作物も自動で作成できるとした

 さらに、自動組版(マッピング)ツールを利用すれば、入出力データの関連付けや編集要素を設定して、自動組版を直感的に実現可能とのこと。

 サービスはクラウド環境上で提供されるため、自社でサーバーなどのインフラを用意する必要がなく、初期費用や導入期間を削減可能なほか、プログラム更新、サーバーメンテナンスなどの管理工数も削減できる点もメリット。インフラとしては、堅牢な国内データセンターからNECが提供する「NEC Cloud IaaS」を利用しており、安心・安全な利用が可能とのことだ。

 価格は、SUPER DIGITORIAL/EXの自動組版連携機能が月額2万1000円から、ファイルサーバー機能が月額1万7000円から。SUPER DIGITORIALクライアントが月額1万1000円から。SUPER DIGITORIAL/CMSが月額3万9000円から、自動組版(マッピング)ツールが月額1万2000円から。別途、クラウド基盤利用料が必要となる。

 NECネクサでは、今後3年間で50セットの販売を目標としている。