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HOYAサービス、組立加工系生産管理テンプレートをDynamics AX クラウドに対応

 HOYAサービス株式会社は7日、日本マイクロソフトのERPソフトウェア「Dynamics AX」向けのアドオンモジュール「組立加工系生産管理テンプレート」が、Dynamics AXの最新版に対応したと発表した。

 HOYAサービスの組立加工系生産管理テンプレートは、Dynamics AXのアドオンモジュール群で構成され、製番管理、生産計画取込など、一品一葉の個別受注生産から見込み生産まで対応可能なテンプレートとして、HOYAグループをはじめ、組立製造業の企業で利用されている。

 HOYAサービスでは、日本マイクロソフトが3月に発表したDynamics AXの新版「Dynamics AX クラウド」でもこのテンプレートを利用できるように移植作業を進めてきたが、今回、受注データや生産計画データの取り込みを中心に一部機能を利用できる、第1版が完成したという。

 Microsoft Azure上でDynamics AX クラウドを利用する企業は、移植された組立加工系生産管理テンプレートを利用することにより、アドオン開発の手間を減らすことができ、導入期間の短縮と導入費用低減を実現するとのこと。

 なおHOYAサービスは今後も、MRP展開/製番管理機能や、日本的慣習への対応、輸出入管理、サービス管理などの機能を、Dynamics AX クラウド対応版に移植していく計画だ。