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メール誤送信対策アプライアンス「BRODIAEA safeAttach」新版、単純作業の慣れによる誤送信を防止
2016年8月19日 12:10
株式会社オレンジソフトは19日、メール誤送信対策アプライアンス「BRODIAEA safeAttach」の新版「同 Version6.0」を出荷開始すると発表した。
safeAttachは、添付ファイルZIP暗号化、メール一時保留、メール確認、メールアドレスBcc化、添付ファイルURL化など、複数の誤送信対策をまとめて提供するアプライアンスサーバー。今回の新版では、これまでの誤送信対策機能に加えて、メール確認機能の強化機能として「メール送信時質問機能」を新たに実装し、うっかりミスによる誤送信防止をより強化するという。
具体的には、メール内容に関する質問をメール送信時にダイアログ表示して、質問に回答しないとメールを送信できないようにする。これにより、目視によるメールアドレスや内容の確認では見落としがちになりやすい部分が強化されるため、単純作業の慣れによる誤送信を防止できるとした。
また、「safeAttach」を経由するメールに対して暗号化や保留などの動作を適用せず、条件判定の結果だけを確認できる「ルールのテスト機能」を追加したほか、作成したルールのエクスポート/インポートや条件コピーの機能を強化。さらに、保留されたメールの配送忘れを防止する「リマインド通知機能」、添付ファイルURL化で送られたメールに関して、受信者が添付ファイルをダウンロードしたことを通知する機能なども追加されている。
価格(税別)は、基本モデルの「BRODIAEA safeAttach STD」が200万円、上位モデルの「BRODIAEA safeAttach HX2」が350万円。機能拡充による費用追加はなく、既存ユーザーのバージョンアップにも無償で対応するとのこと。