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ソニーネットワークコミュニケーションズ、レンダリング環境をインターネット経由で利用できるサービス

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は27日、高速処理が可能なレンダリング環境をインターネット経由で利用できる「レンダリングシェアードサービス」を発表した。同日より提供を開始する。

 「レンダリングシェアードサービス」は、ソニーネットワークコミュニケーションズが用意したレンダリング環境をインターネット経由で提供するサービス。1週間、あるいは1日単位で、NVIDIAのハイエンドGPU8基を搭載したGPUレンダリングマシン「NVIDIA Quadro VCA」を利用可能できる。

 レンダリング環境は自社で用意する必要がなく、ハードウェア購入などの初期投資やシステム運用管理などのコストが不要になる点もメリット。利用にあたっては、使いたいアプリケーションにこのサービスの設定情報を登録するだけで、簡単に利用を始められるとした。

 1台あたりの価格(税別)は、1週間コースが20万円、1日コースが3万円。ソニーネットワークコミュニケーションズでは、CADや映像などの制作期間に合わせた使用や、緊急性の高い制作依頼、高解像度のレンダリングなどに活用できるとしている。