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ハードウェアにオープンソース革命 拡大するOpen Compute Project

ハードウェア業界へのオープンソース拡大

 1日のアクティブユーザーが8億9000万人に上り、巨大なデータセンターを必要とするFacebookが、コストを抑え効率化を改善しようと始めたOCPは、当初のサーバーからストレージやラックに拡大。さらにはネットワーク分野に勢いを広げつつある。

 ソフトウェアにおけるオープンソースは、さまざまな人が参加してそれぞれの成果で貢献し、それをコミュニティがレビューしてバグを見つけて改善していくことで、高品質かつ低コストを実現してきた。このアプローチをハードウェアの仕様や設計に当てはめた初の本格的なプロジェクトがOCPといえる。

 スタートから4年。参加メンバーの顔ぶれやこれまでの成果をみてもOCPのモデルは受け入れられていると言ってよいだろう。実際にOCPを大規模に採用する事例も出ており、Wall Street JournalはBank of Americaが2018年までにデータセンター技術の80%をOCPベースにする計画であると報じている。

 「ハードウェア業界に革命が起こった」とBusiness Insiderは評価する。今後、ハードウェアベンダーはますますオープンな動きに参加しながら差別化を図ることが求められるだろう。これは、かつてソフトウェアベンダーがたどってきた道のりでもあるのだ。