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Castrol、データセンター向けに統合型熱管理ソリューション「Castrol CORE」を提供
2026年9月30日 16:04
Castrolは29日、AIおよびハイパフォーマンスコンピューティングに対する需要の高まりに応えるため、データセンター熱管理事業における新たなエンドツーエンドのソリューション「Castrol CORE」を提供開始したと発表した。同ソリューションは、設計の初期段階から日常の運用に至るまで、複雑化する冷却要件に顧客が対応できるよう支援することを目的としている。
Castrolは、Castrol COREは同社の従来の製品主導型の冷却事業から、製品、インフラ、設計、サービスのパートナーネットワークを統合したサービス主導型のアプローチへの転換を示すものだと説明する。これにより、顧客は複数のサプライヤーと調整を行う代わりに、バリューチェーン全体を通じて単一の窓口を利用できるようになるとしている。
Castrol COREを通じて、Castrolはデータセンターインフラの開発のより早い段階から顧客と連携し、導入、立ち上げ、運用、保守に関する既存のサポートに、新たな設計能力を加えていく。この動きは、Castrolの業界調査の結果に基づいており、調査では複数の技術やサプライヤーを扱う際の複雑さを軽減する、統合型熱管理ソリューションへの需要が高まっているという。また、この調査では、サプライチェーン上の課題や失敗に伴う高額なコストが、業界にとって重大な懸念事項だとしている。
ソリューションの中核は、NVIDIAやIntelをはじめとする大手チップ・ハードウェアメーカーと連携して試験・検証を行ったCastrolの冷却技術となる。ソリューションは、英国、米国、ドイツ、中国の研究所やアジア各地の共同研究所など、Castrolが世界各地に展開する技術・試験施設と、150カ国を超える国々に広がるサービスプロバイダーのネットワークによって支えられている。このネットワークにより、施設のライフサイクル全体を通じて、現場での試験、検証、監視を継続的に実施することが可能となり、顧客がコストのかかる稼働停止のリスクを低減できるよう支援する。
アジア太平洋地域では、Castrolは現地の専門家の支援を受けた、同地域を担当するデータセンター設計チームを編成した。このアプローチは、すでに実地で検証されており、Castrolは中国の大手データセンター事業者との実証実験プログラムを完了し、現在は世界規模で事業を展開する事業者とともに、追加の実証実験プロジェクトに取り組んでいるという。
Castrolは、ミッションクリティカルな用途向けの流体の配合に関する127年以上の経験に支えられた「Castrol CORE」について、当初はデータセンターの冷却システムに重点を置く一方、Castrolの熱管理ソリューションを将来的に他の用途へ展開するための基盤を提供するとしている。