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SCSK、ServiceNowとスマクラを連携した製造業向け「調達購買オファリングサービス」を提供

 SCSK株式会社は28日、ServiceNow Japan合同会社が提供する「ServiceNow」と、SCSKの企業間取引サービス「スマクラ」を連携した製造業向け「調達購買オファリングサービス」を提供開始した。

 SCSKはサービス提供の背景として、製造業の調達購買部門には、コスト最適化に加え、安定供給、サプライチェーン強靭化、コンプライアンス対応など、企業競争力と事業継続を支える戦略的な役割が求められていると説明する。一方、多くの企業では、調達プロセスやサプライヤー情報、企業間取引が事業や拠点ごとに分散しており、全社横断の調達統制や戦略的なサプライヤーマネジメントが難しくなっている。

 こうした状況の中、全社最適な調達基盤を構築し、調達ガバナンスの強化とサプライヤーとの戦略的協働を通じて、調達を企業競争力につながる戦略機能へ進化させることが重要な経営課題となっているとして、調達購買オファリングサービスを提供する。

 調達購買オファリングサービスは、ServiceNowとスマクラを連携し、製造業の調達業務を全社横断で高度化するサービス。調達プロセスのデジタル化・標準化、サプライヤーとのコミュニケーション・情報共有、サプライヤー情報の可視化・評価、EDI/Web-EDI などの企業間取引を一体的に提供する。

 コミュニケーション機能は、情報公開、ダッシュボード、問い合わせ、サプライヤー調査、オンボーディング、ワークフローなど、サプライヤーとの情報共有・協働を支援する。

 EDI機能は、見積もり、発注、納品、納品実績、支払情報、出荷など、サプライヤーとの企業間取引をデジタル化する。

 また、貸与資産管理、価格協議など、製造業の調達現場で求められる機能をExtensionアセットとして提供し、調達業務の標準化と調達ガバナンスの強化を支援する。さらに今後も調達課題に対応した機能を継続的に拡充し、調達ガバナンスの高度化を支援する。

 調達購買オファリングサービスは、SCSKとServiceNow Japanが2025年9月に発表した「2030年に向けた『次世代デジタル事業創出』を加速する戦略的パートナーシップ強化」の一環として、両社が連携して推進するサプライチェーン高度化に向けたサービス。ServiceNowの調達購買領域における初のオファリングサービスとして、独自の価値を提供する。

 事業部門や拠点ごとに分散していた調達プロセスやサプライヤー情報を一元化し、全社横断で可視化する。顧客は調達状況や取引実績をリアルタイムに把握できるようになり、調達ルールの徹底や迅速な意思決定を実現できる。

 サプライヤーとの情報共有や各種問い合わせ、見積もり、発注などの業務を一つのプラットフォームで実施できる。顧客はメールや個別システムに分散していたやり取りを集約できるため、コミュニケーション負荷を軽減し、サプライヤーとの連携強化や安定供給につなげられる。

 さらに今後提供するリスクマネジメント機能との連携により、顧客はサプライヤーリスクや供給リスク、コンプライアンスリスクを可視化・評価できるようになる。これにより、リスクへの早期対応を可能にし、サプライチェーンの強靭化と事業継続性向上に貢献する。

 SCSKは、ServiceNow Japanとの連携と製造業の顧客との共創を通じて、サービスを継続的に高度化する。調達ガバナンスの強化、サプライヤーとの戦略的協働、企業間取引のデジタル化を一体的に推進し、製造業の調達を企業競争力と事業継続を支える戦略機能へと進化させていくとしている。