婦人靴メーカーのエイゾーコレクションがクライアント仮想化に「Ericom」を採用

　株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：大塚 辰男、略記：アシスト）と京セラ丸善システムインテグレーション株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：辻上 友祥、略記：KMSI）は、アシストが提供するクライアント仮想化製品「Ericom PowerTerm WebConnect（PTWC）」が、創業58年の歴史を持つ婦人靴専門メーカー株式会社エイゾーグループの販売会社である株式会社エイゾーコレクション（本社：東京都台東区、代表取締役：松村 康信、略記：エイゾーコレクション）に導入されたことを発表します。導入時のシステム提案・構築は、EricomのSIパートナーであるKMSIが担当しました。

　エイゾーコレクションの販売管理システムは、サイズやヒールの高さなど靴特有の複雑な項目を管理する商品管理機能、百貨店の取引形態へ柔軟に対応した販売管理機能、さらに売上分析機能も備えたシステムとして運用されてきました。経営者にとっては経営分析の重要なツールとして、また現場担当者には日々の業務で欠かせないツールとして位置づけられ、20年にわたりビジネスを支えてきましたが、8年前に購入したハードウェアの老朽化に加え、2014年のWindows XPサポート期限終了が大きな課題となり、再構築が急務となりました。

　エイゾーコレクションは、同社のシステム構築を担当したEricomのSIパートナーであるKMSIより、同じ機能を持つ販売管理システムを新しいプラットフォーム上で再構築する案と、クライアント仮想化環境に移行して利用継続する案の2つの提案を受け、以下の3点を決め手としてEricomのPTWCを利用した仮想化案を採用しました。

　1. 従来のシステムと同じ品質と使用感を実現する。
　2. 移行時ならびに移行後も、実務に影響を及ぼさない。
　3. ハードウェアのリプレースを含めコストを大幅削減できる。

　KMSIは、クライアント／サーバ環境で稼働してきたシステムを2ヵ月という短期間でEricomの仮想化環境に移行しました。移行後のシステムは、本社・工場拠点にかかわらず、またシステム利用が集中する繁忙期においても、以前と変わらない使用感で使えているとの評価を得ています。

◎エイゾーコレクションのEricom活用事例詳細
http://www.ashisuto.co.jp/case/industry/retail/1196041_1562.html

株式会社エイゾーコレクション　代表取締役　松村康信様からのコメント

当社の販売管理システムは20年にわたりビジネスを支えてきた大切な道具です。道具は丁寧に長く使いたいという考えから、システムの使用感を変えずに継続利用できるクライアント仮想化を選びました。移行時の業務への影響は一切なく、移行コストも低く抑えることができました。