千趣会が日本IBMの戦略的アウトソーシング契約を更改
株式会社千趣会
日本アイ・ビー・エム株式会社
株式会社千趣会(社長:田邉道夫、本社:大阪市北区、以下千趣会)は、日本IBM(社長:マーティン・イェッター、本社:東京都中央区、NYSE:IBM)と2006年7月から7年契約で実施してきたアウトソーシング契約を6月1日付で更改し、情報システムの運用・管理・保守業務全般をアウトソーシングします。新たな契約期間は2012年6月から2020年6月までの8年1カ月です。
千趣会は、2006年にIT強化を目的に関連業務の高度化、効率化を実現するために日本IBMへのアウトソーシングを決め、企業競争力の強化を図ってきました。2011年度から2013年度までの3ヵ年「中期経営計画」では、新しいベルメゾンの創造・ネットビジネスの強化・ブライダル事業の拡大・高品質でローコストな事業運営の実施を掲げています。新たな課題の実現に向け、経営戦略とIT戦略を統合して実行するには、さらなる強固なIT基盤の構築や運用のみならず業務要求のスピードに柔軟に対応するIT基盤と運用が必須です。それらを、低コスト・高品質・柔軟性を実現するため、実績あるIBMへの戦略的アウトソーシング契約の更改を決めました。
日本IBMは、高品質を提供しながらコスト削減し、かつ、迅速に運用サービスを提供するスピードアップを図るために、今回新たに運用体制としてスタンダード・デリバリー・モデルを採用し、日本と中国の深?(シンセン)のテクニカル・センターを活用します。また、ITコストの削減と安全で確実な運用をより一層行っていきま
す。
なお、千趣会では、総合オンラインショップ「ベルメゾンネット」の運営にあたり、2006年にIBMのクラウド・サービス「IBM (R) シェアード・ホスティング・サービス」を採用し、その後2010年に、IBMのクラウド・サービス「マネージド・クラウド・コンピューティング・サービス」を採用し、ビジネスの繁閑に応じたサービスにより、利用者がいつでもストレスなくショッピングできる環境を提供するとともにIT投資の最適化を図っています。
千趣会では、これまで日本IBMのアウトソーシングを利用したことにより、システムの運用管理コストの約1割削減を実現しています。今回の契約更改により、さらに約1割の運用管理コストの削減を見込んでいます。
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