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富士通がカナダでITサービスプロバイダーTMC社を買収

PRESS RELEASE

2012年2月2日
富士通株式会社

富士通がカナダでITサービスプロバイダーTMC社を買収

カナダ中西部サスカチュワン州におけるプレゼンスを強化

 富士通は、カナダのITコンサルティング、ソリューション、サービスのプロバイダーであるTMC社(正式名称:Technology Management Corporation)と、富士通がTMC社の全株式を取得することで合意し、このたび契約を締結しました。カナダ中西部のサスカチュワン州において地場に密着したビジネスを推進するTMC社の買収によって、富士通はカナダICT市場のリーダーとしてのポジションをさらに強化していきます。

 TMC社は、20年近いカナダでのICTビジネスを通じ、約70名のエキスパートを抱え、プロジェクトマネジメント、マネジメント・コンサルティング、ビジネス解析、アプリケーション開発、マネージドサービス、サービスデスクなどの領域でサービスを提供しています。先進的なソリューションを提供し続け、政府系および民間企業のお客様の経営革新を強力にサポートすることで高い評価を得ています。

 富士通カナダの社長 Andre' Pouliotは次のようにコメントしています。「TMC社を買収することで、経済的に成長の著しいカナダのサスカチュワン州における富士通のプレゼンスを向上させ、提案力をさらに高めることができます。同時に当社のエキスパート人員も増強し、デリバリー能力を強化できます。両社の戦力を合わせることで、サスカチュワン州のお客様のニーズを満たすだけでなく、同国の中央・西部地域のお客様に対しても、マネージドサービス、サービスデスク、そして幅広いアプリケーションを提供できるようになります」

 なお、現在のTMC社の経営陣は、富士通カナダのメンバーとして、引き続き経営に関わっていきます。

 TMC社のDavid Luterbach社長は次のように述べています。「我々が保有する専門知識やノウハウ、提供するサービスの品質を評価してくれた富士通の一員になることを誇らしく思います。今後は、富士通の持つワールドクラスの専門家ノウハウやサービス・製品に優先的にアクセスできるメリットを生かし、既存のお客様に対してより良いサービスを提供することができるようになり、同時にサスカチュワン州でのビジネスを拡大することも可能になります。また、これらを通じ当社の従業員は新たな挑戦への機会を得ることになります。富士通とTMC社は、従業員やお客様などのステークホルダーとの関係においても、同じ価値観やビジョンを共有しており、今回の連携がお客様に良い結果をもたらすと強く信じています」

■富士通カナダについて

社名:Fujitsu Consulting (Canada) Inc.
設立:1973年
社長:Andre' Pouliot(アンドレ・プリオット)
本社:ケベック州モントリオール市
事業内容:システム開発&SI、マネージドサービス、クラウド・コンピューティング、コンサルティング・サービス、産業ソリューション、サーバ、ストレージシステム、POS端末、イメージスキャナ、モバイル端末の販売など
従業員数:2,400名

■TMC社について

社名:Technology Management Corporation (TMC)
設立:1993年
社長:David Luterbach(デビッド・ルターバック)
本社:サスカチュワン州レジャイナ市
事業内容:プロジェクトマネジメント、マネジメント・コンサルティング、ビジネス解析、アプリケーション開発、マネージドサービス、サービスデスクなど
従業員数:約70名

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2012/2/2 15:45