MJS、IFRSコンバージェンス「資産除去債務」に対応した固定資産管理システムを販売開始
報道関係者 各位
2010年7月8日
株式会社ミロク情報サービス
(コード番号:9928)
IFRSコンバージェンス「資産除去債務」に対応した
固定資産管理システムを販売開始
財務・会計システム及び経営情報サービスを開発・販売する株式会社ミロク情報サービス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:是枝周樹 以下、MJS)は、2010年7月12日よりIFRS(国際会計基準/国際財務報告基準)コンバージェンス「資産除去債務」に対応した『Galileopt固定資産管理システム』、『MJSLINKⅡ固定資産管理システム』を販売開始します。
なお、当社の『固定資産管理システム』をご利用のお客様で、ソフトウェア運用支援サービス契約をされている場合は、本対応プログラムを無償※にてご提供します。
現在、日本の会計基準とIFRSとのコンバージェンス(差異を縮小すること)の対応が進められています。その一環として上場企業やその連結対象子会社等において、2010年4月1日以降に開始する事業年度から「資産除去債務に関する会計基準」および「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」が強制適用されます。
『Galileopt固定資産管理システム』、『MJSLINKⅡ固定資産管理システム』は、資産除去債務に関する会計基準に対応し、適用初年度における特別損失の計算、固定資産取得時における資産除去の計上、償却額や時の経過における調整額などの複雑な計算を行い、さらに財務システムに連動するなど経理業務の負担を大幅に軽減します。
※別途、各種設定に伴う導入支援サービス料が必要になります。
【主な機能の特徴】
■的確な適用開始を支援
・資産除去債務適用初年度における資産除去債務と除去費用の差額計算を行い特別損失として計上。
■2通りの資産除去債務登録方法を搭載・資産除去債務の登録は資産本体と合算するパターンと個別で管理するパターンの選択が可能。
■変化への対応が万全・見積もりの減少による影響額を自動計算。
■多彩な出力帳票 ・負債に計上された資産除去債務勘定の内訳明細表が出力可能。10年先までの資産除去債務の調整額や資産除去債務相当額に対する償却費の推移を年度別に出力可能。
・資産除去債務を適用する場合に必要な仕訳を自動で起票。
資産除去債務の計上
資産除去債務分の減価償却
時の経過による資産除去債務の調整額の計上
資産除去費用の履行における精算仕訳
MJSは、IFRSへのコンバージェンスに伴って改訂される会計基準に対して、引き続きスピーディかつ確実なシステム対応を行ってまいります。また、当社のシンクタンクである「MJS税経システム研究所」を中心に、IFRSのアドプションや非上場会社の会計基準に関する最新情報の収集と研究に努め、お客様にIFRS対応における最適なソリューションを提供できるよう取り組んでまいります。
■ 株式会社ミロク情報サービス(MJS)について (http://www.mjs.co.jp/)全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供しています。現在、約8,400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供しています。また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、企業の経営改善、業務改善を支援しています。現在、約17,000社の中堅・中小企業ユーザーを有しています。