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久留米大学病院、コア・クリエイトシステムの電子カルテシステム「IZANAMI」を採用

報道関係各位

株式会社コア・クリエイトシステム
インターシステムズジャパン株式会社

久留米大学病院 インターシステムズの
技術を基盤としたコア・クリエイトシステム社の
高機能電子カルテシステム「IZANAMI」を採用

~病院職員による検討・採用プロセスを構築し、
業務改善を目指したIT導入を実践~

株式会社コア・クリエイトシステム(代表取締役社長:吉田勝弘、所在地:宮崎県宮崎市、以下、コア・クリエイトシステム)と、インターシステムズジャパン株式会社(代表取締役社長:植松裕史、所在地:東京都新宿区西新宿、以下、インターシステムズ)は、この度、久留米大学病院(所在地:福岡県久留米市)の業務改善を目指したIT導入の選定において、高度な電子カルテシステムIZANAMI(いざなみ)、および診療業務用携帯端末「WATATUMI(わたつみ)」が採用されたことを発表いたします。

「IZANAMI」は、コア・クリエイトシステム社が提供するデータの高速アクセスを可能にした電子カルテシステムで、インターシステムズの高性能オブジェクトデータベース「InterSystems CACHE(キャシエ)」を基盤技術に使用しています。クリニカルパスに対応し、患者を中心とした情報の一元管理、一覧性に優れ、5年10年といった利用でも3秒以内の高速データアクセスを保証します。また、Android対応の「WATATUMI 」と連携し、スマートフォンによる電子カルテの参照、入力、オ―ダ―の実施等が可能です。

電子カルテシステムには、多様かつ膨大なデータを長期に渡り格納し、同時に高速な検索能力が求められることから高性能のデータベースが必要です。「InterSystems CACHER」は、迅速なWebアプリケーション開発、超高速トランザクション処理、また非常に高い拡張性やトランザクションデータに対するリアルタイムクエリを最小のメンテナンス要件で実現し、医療現場における多くの稼動実績を持ちます。
臨床アプリケーションでは、世界でもっとも広く使用されているデータベースで、米国News and Reportの全米ベストホスピタルに選ばれた全ての病院を含む、世界中の著名な病院、研究所で採用されています。

■院内で選定プロセスを確立し、病院全体の総意をもってシステムを選定

今回の病院総合情報システムの採用にあたり久留米大学病院では、第3期病院総合情報システムの基本コンセプト※1に基づき、2011年3月より、診療・看護・医事・プロジェクト/技術を統括する4名のプロジェクトマネージャーをはじめとする20余名のメンバーからなる第3期病院総合情報システム推進委員会を設置し、病院職員による27の作業部会を編成して検討を行ってきました。その過程において、病院内の全ての業務プロセスの現状把握と可視化を行い、各作業部会でAs-Is 3点セット※2を作成して、業務に沿った要望を挙げました。

さらに現状業務の問題点の洗い出しを行い、業務改善の要望を含めた提案依頼書(RFP)を3カ月という短期間で策定し、それに沿って、ベンダ―からのソリューション提案を求めました。このプロセスには、病院職員250名以上が係わり、5,000を数える要求項目が挙がりました。

選定は、個々の要求項目に重みづけをして点数化し、点数の集計に価格評価を加えた公正な基準を設け、定量的な判断が行われました。さらに、各作業部会・機能ごとのバラつきを可視化して確認し、最終的に推進委員会の合議によって、大手電子カルテベンダ―3社を抑えて、コア・クリエイトシステムのIZANAMIの採用が決定されました。

今回の採用に際して、久留米大学 病院情報システム室、推進委員会のプロジェクト管理・技術統括プロジェクトマネージャーの下川忠弘氏は、次のように述べています。「この度の電子カルテ採用にあたっては、電子カルテそのものの機能定義が明確でなく、かつ成熟していないという現状からノン・カスタマイズは採用しないという方針で、そうした要望にコア・クリエイトシステム社は、よく応えてくれました。またIZANAMIのレスポンスのよさや情報の一覧性も、当院の要望事項の大きな要件のひとつでした。」

■電子的情報の集約を目指して、メッセージウェアハウスを構築

さらに、久留米大学病院では、この度の病院総合情報システムの構築において、ITの基盤としてInterSystems ENSEMBLE(アンサンブル)を利用したメッセージウェアハウスの構築を目指しています。メッセージウェアハウスは、電子カルテシステムと各部門システムの全ての接続を仲介するもので、これまでの各システム間の通信にかかるさまざまなコストをなくし、全ての送受信メッセージを一元的に管理して、効率的でシンプルなシステム接続を実現します。さらに、メッセージウェアハウスを活用して、各部門システムに散在するデータを集約した共通のデータベースを構築し、高度なデータの二次利用を行う予定です。

IZANAMIおよびWATATUMIは、久留米大学病院にて、現在導入作業が進められ、本年11月より部分稼働、2013年1月より本格稼働を予定しています。

(注記)
※1:平成20年に改訂された次期病院総合情報システム基本コンセプトで、以下の内容が盛り込まれています。
■スタッフが久留米大学病院で勤務することに対して誇りを持てるような職場環境構築のためのツールであること
■地域の医療機関との連携強化のためのインフラを整備すること
■品質が保証された診療データベースが構築できること
■院内で活動する各種委員会の英知を結集することができるベースとなるシステムであること
■病院経営のための情報を、情報を収集するための入力行為等を行わずに収集できるシステムであること

※2:①業務環境図、②業務記述書、③業務フロー図の3点セットを指し、現状業務の内容、手順、ルール、流れなどの全体像を明らかにすることを目的に作成される。

【久留米大学病院について】
久留米大学病院は、1928(昭和3)年に福岡県久留米市に設立された九州醫學専門学校をその前身としており、2008(平成20)年には創立80周年を迎えました。その記念事業として完成した新病棟の屋上には、国内初となる格納庫付きヘリポートが設置され、ドクターヘリを有する高度救命救急センター、新生児ICUを含む福岡県総合周産期母子医療センターなど、医師・看護師・薬剤師・事務職員などの計約2,000名の職員により高度な医療の集約化を図っています。西日本有数の病床数1,098床を有し、福岡県南部地域の中核医療機関として、安全な医療体制の充実や、安定した病院運営とその効率化を基軸としてその存在感を保っています。

【株式会社コア・クリエイトシステムについて】
コア・クリエイトシステムは、電子カルテシステム「IZANAMI」、病院向け経営分析システム「Mercury」を開発・販売し、平成3年に設立して以来、宮崎市に本社(開発・要員60名)を置き、久留米営業所を拠点に営業、導入、保守サービスを行っています。電子カルテシステム「IZANAMI」は、宮崎大学医学部附属病院など大学病院から中小規模病院・有床診療所まで対応します。また電子カルテ導入にあたり、運用設計、導入支援からアフターサービスまで、一貫したサービスをお客様に提供しています。スマートフォンAndroid対応の診療業務支援端末「WATATUMI」は、「IZANAMI」と連携して、ベッドサイドでの電子カルテの参照・入力、各種オーダーの実施が行えます。病院向け経営分析システム「Mercury」はDPC導入病院向けに診療行為別原価計算を実装し、電子カルテシステム「IZANAMI」とシームレスに連携をして、症例(クリニカルパス)ごとの収支を把握し、業務改善の支援ツールとして提供しています。
コア・クリエイトシステムについて詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.corecreate.com/

【インターシステムズ社について】
インターシステムズ社は、接続・連携された医療のためのソフトウェアでは、世界的リーダです。米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置き、世界23カ国に拠点を有します。「InterSystems HealthShare(ヘルスシェア)」は、医療情報および地域・全国電子医療情報記録構築のための戦略的プラットフォームです。HealthShareは、「InterSystems iknow」 と 「DeepSee」技術を活用して、非構造化データを含む全ての患者情報を解放し、リアルタイムでの分析を可能にします。「InterSystems CACHER(キャシエ)」は、臨床アプリケーションでは、世界で最も広く使用されているデータベースです。「InterSystems ENSEMBLER(アンサンブル)」は、接続・連携可能なアプリケーションのための迅速な統合・開発プラットフォームです。インターシステムズ社の製品は、U.S. News and World Report の米国ベストホスピタルに選定された17全ての病院をはじめとする世界の多くの病院、検査機関で使用されています。

【インターシステムズジャパン株式会社】
インターシステムズジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は2003年2月に設立され、先進的な製品であるオブジェクトデータベース「CACHE」と、あらゆる産業分野において高速複合アプリケーションの開発、配備と迅速な統合を可能にするインテグレーションソフトウェア「ENSEMBLE」、およびリアルタイム組込型BI 「DeepSee」の日本国内での販売、サポートサービス、教育を展開しています。
インターシステムズについて詳しくは、下記URL をご覧下さい。
米InterSystems Corporation
http://www.intersystems.com/
インターシステムズジャパン株式会社
http://www.intersystems.co.jp/

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2012/4/23 14:30