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日立産業制御、中小企業・団体向け安否確認クラウドサービス

 株式会社日立産業制御ソリューションズは、中小規模企業・団体向けの安否確認クラウドサービスを4月1日から販売を開始する。

安否確認クラウドサービスのイメージ

 安否確認クラウドサービスは、東日本大震災で稼動実績のある緊急招集・安否確認システム「安否の番人」の導入・運用ノウハウを活かし、中小規模企業・団体において必要となる機能を厳選してパッケージ化し、クラウドサービスとして提供するもの。

 発信メッセージや管理権限設定などをテンプレートで準備しており、使い慣れた社員番号などの既存IDでの利用が可能。マルチブラウザーに対応し、災害発生時などの緊急事態にはPC、スマートフォンなどのデバイスで、登録者の安否状況を確認・集計・把握できる。クラウドサービスでの提供により、契約から運用開始まで最短1週間と短納期で、初期費用無料の月額制での利用を可能とした。

 料金は100人単位のユーザーライセンス制で、100人までの場合は月額1万2300円。日立産業制御では、2018年度末までに加入者数120万人を目指す。

三柳 英樹