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NTT Comが会議系サービス「Arcstar Conferencing」強化、ビデオ会議機能のVPN対応などを実施

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は7日、会議系サービス「Arcstar Conferencing」を機能強化すると発表した。

 Arcstar Conferencingは、電話会議、Web会議、テレビ会議などさまざまな遠隔会議機能を提供する会議系サービス。今回はこれらのうち、テレビ会議とビデオ会議の機能を強化した。

 具体的には、テレビ会議機能「TV Conferencing」において、外出先などのインターネット回線からの参加を可能にした。従来は、テレビ会議専用端末および専用のネットワークからの利用に限られていたが、マルチデバイス対応とインターネット回線からの参加に対応したことで、外出先の社員も含めた会議を実施できるようになったという。利用にあたっては、TV Conferencingの契約・利用料金に加え、「Web Conferencing(Web会議)」の契約・利用料金が必要になる。

 また、ビデオ会議機能「Video Conferencing」では、ゲートウェイを設けることによって、企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One」を通した、よりセキュアで安定したサービスの利用を選択可能になった。すでにArcstar Universal Oneを利用しているユーザー企業は、インターネットの帯域を増加することなくビデオ会議を利用できるので、効率的な回線の活用が可能になったとしている。なお、Arcstar Universal Oneへの対応は4月からの予定。

石井 一志