セールスフォース・ドットコム、ユーザー向けのオンライントレーニング「Trailhead」を提供開始

　株式会社セールスフォース・ドットコムは20日、開発者を中心としたSalesforceユーザー向けのオンライントレーニングサービス「Trailhead」の提供を開始した。

Trailhead

　Trailheadは、システム開発者、ユーザー、管理者のそれぞれに合ったカリキュラムを提供する、Salesforceを学ぶためのオンライントレーニングサービス。サービスでは、学習マニュアルを受講し、テストを受けることで単元を獲得できる「モジュール」や、アプリやシステム開発を実践的にガイドする「プロジェクト」、開発者や管理者向けに提供されるモジュールを自動的に組み合わせた学習コース「トレイル」を提供する。

　ユーザーは、Salesforceの活用の仕方を習得することに加えて、ガイドラインに沿って正しくForce.com上でシステムやアプリケーションの開発ができているのかをステップごとに確認できる。また、SalesforceやCRMに関する基礎知識について理解するためのマニュアルで学習し、確認テストを受け、ポイントやバッジを得ることができるなど、ゲーミフィケーションを取り入れた学習スタイルも取り入れている。

　サービスでは、21件のモジュールとインターフェースを日本語で提供。その他のモジュールやプロジェクト、Trailheadについても、順次日本語化する予定。

　セールスフォース・ドットコムでは、12月3日～4日に開催する国内年次カンファレンス「World Tour Tokyo 2015」において、開発者および管理者向けの特設エリア「Trailhead Base Camp」を出展する。エリアでは、Trailheadのバッジを取得することで賞品を取得できるクエストや、初心者向けのクイックスタートキットなどを提供する。