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神戸市、オープンデータ活用アプリコンテストでGitHubを利用

 GitHubは7日、自治体のGitHub活用事例として、兵庫県神戸市が株式会社NTTドコモの協力により開催するオープンデータを活用したアプリ開発コンテスト「『data.KOBE』×NTTドコモ」において、GitHubが利用されることを紹介した。オープンデータがGitHub上で公開されるほか、コンテストに応募されたアイデアもすべて神戸市のGitHubアカウントに公開される。

 神戸市では、2015年度からオープンデータを本格的に推進しており、今回、第1回目となるオープンデータ活用コンテストを開催。アイデアやアプリケーションの作成を促進することで、神戸市のオープンデータの促進を図るとともに、行政と市民が協働する契機を作ることを目的としている。

 コンテストのテーマは「観光」で、神戸市のオープンデータを活用し、外国人観光客の課題などを解決するアプリを募集している。募集期間は9月7日~10月23日。

 コンテストには、NTTドコモが時間単位での滞在人口を把握できる「神戸市モバイル空間統計API」をはじめとするAPIを提供。神戸市もオープンデータをウェブページに掲載するほか、GitHubとArc GIS Open Dataでも試行的に提供している。また、コンテストに応募されたアイデアはすべて、神戸市のGitHubアカウントで公開される予定となっている。

三柳 英樹