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NTTソフト、SMSやクラウドメールに対応したスマホ向けセキュリティソリューション新版

 NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は、電話帳、通話履歴、メールをスマートフォンに残さず安全に利用できるソリューション「ProgOffice(プログオフィス)」において、ショートメッセージサービス(SMS)のセキュリティ対策やOffice 365連携を実現する新版「同 Ver.3.5」を、6月2日より販売開始すると発表した。

 ProgOfficeは、電話帳、通話履歴、メールをスマートフォンに残さず安全に利用できるソリューション。新版では従来の機能に加え、SMSや、Office 365、Google Apps、ドコモメールといったクラウドサービス型のメールにも対応した。これらのサービスについても、端末に本文などの情報が一切残らないシンクライアント状態を実現するので、多様なコミュニケーションが安全に利用できるという。また、送信メールへの写真添付、受信メールの添付ファイル閲覧も可能で、利便性を落とさずに利用できる。

 さらに、Office 365やGoogle Apps上のユーザー情報はProgOfficeの「電話帳」と同期するため、連絡先を手作業で登録するといった作業は不要で、すぐに利用可能。端末のアドレス帳に登録しないですむことから、安全に利用できるほか、管理者もそれらのユーザー情報を一元的に管理できるので、運用負担の軽減と効率化が図れるとした。

 なお、あらかじめ設定した回線選択サービスの番号を電話発信する際に自動付与する「プレフィックス」にも対応しており、ユーザーは意識することなく、最適な回線選択によりコスト削減を実現するとしている。

 価格は、100ユーザーの場合で、1ライセンスあたり年額3600円(税別)から。

石井 一志