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アシスト、システム発注側に必要なスキルを習得する研修サービス

 株式会社アシストは6日、企業における情報系システム構築の企画から、要求定義、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)策定までを支援する研修サービス「情報系RFP策定実践教育」を発表した。5月より提供開始する。

 「情報系RFP策定実践教育」研修サービスは、経営ダッシュボードシステムを例に、要求定義からRFP作成までの、IT発注者側に必要なスキルを体験学習できる研修サービス。オンサイト形式で実施するため、顧客企業における実際の業務を対象にできるほか、成果につながる情報をいかに生み出すかを目的としており、アシストが顧客支援の現場で利用してきたオリジナルテキストを用いて、演習を交えながら必要なスキルを習得できるという。

 対象は、IT関連部門での経験が3年程度の人、あるいは、これから要求定義やRFP作成などを担当する人。初日は、情報システム構築の流れや、システム企画などを中心に講義や演習を実施。2日目は、要求定義やRFP策定などを中心に講義や演習を行う。

 加えて、受講者が研修内容についてさらに理解を深められるよう、またさまざまな課題を即座に解決できるよう、受講後3カ月間はアフターサポートを提供し、受講者を支援するとした。なお、情報系システムの場合も基幹システムの場合も中核となるスキルは変わらないため、この研修サービスはどちらのケースにも適用可能とのこと。

 価格は、10名までの場合が64万8000円(税別)で、10名を超える場合、1人あたり2万7000円の追加費用が必要になる。

システムのライフサイクルにおける切り分け例

石井 一志