デジタルカプセル、ビーコン利用のマーケティング機能をSaaS型で提供する「ウェブビーコン」

　デジタルカプセル株式会社は3日、「プッシュ通知」「GPS位置情報検知」「ビーコン検知」などのスマートフォンマーケティングに必要な複数の機能を1つのプラットホームで提供するサービス「ウェブビーコン」の提供を開始した。

　ビーコンやGPSなどの情報検知（イベント）とそれに呼応して動作（アクション）するウェブビーコンアプリと、イベントとアクションを設定する管理画面を持ち、アプリへの情報伝達を行うウェブビーコンサーバーから構成されるサービス。

　ユーザー企業は、専用の管理画面からイベントとアクションの関連付けを行うだけで、時間帯ごとにコンテンツを変更したり、タイムサービスを行うといった施策も行える。

　アプリはiOS/Android向けの「ウェブビーコンアプリ」を、App StoreおよびGoogle Playから提供。必要な機能を選択して月単位で契約できるSaaS型を採用し、短期間のイベントや季節ごとのセールなどにも効率的に利用できる。

　料金（税別）は、「スタンダードプラン」の場合、初期登録費5万円、月額利用料1万5000円～（イベント・アクション数によって異なる）。プッシュ通知オプションは月額2万円。このほか、カスタマイズオプションやOEMプランなどは別途見積り。

　また、株式会社ミニマル・テクノロジーズの自動翻訳サービス「WOVN.io」と連携した、日本語コンテンツの自動翻訳および自動表示サービスと組み合わせた、連携パッケージも展開する。