ニュース

三越伊勢丹子会社のT'sトレーディング、食品賞味・消費期限をITで管理

「Harrods」ブランドを輸入販売

 三越伊勢丹ホールディングスの傘下で、英国老舗高級百貨店「Harrods(ハロッズ)」ブランドの食料品・雑貨の輸入販売を行う株式会社T'sトレーディングが、食料品の賞味期限を管理するシステム「Compiere(コンピエール)」を導入した。開発元のユーエスエスが4日、発表した。

 T'sトレーディングは同システムにより、全商品の賞味期限を管理。賞味期限別の在庫数把握と賞味期限の近い在庫の把握が正確に可能となり、これまで以上に倉庫手配や出荷を効率的に行えるようになる。

 導入前、商品の賞味期限管理は、最終的に商品を配送する倉庫で管理しており、本社では把握できていなかったため、廃棄する商品の廃棄見込み量と金額が掴めず、賞味期限が近くなった商品をセールやアウトレットとして売り出すタイミングも計れずに、販売の機会損失につながっていた。

 導入後は、賞味期限が近い商品を一覧し、セールやアウトレットに回して売り切る攻めの販売活動を実施し、さらに倉庫と本部の業務連携が深まり、倉庫側の負担も減らせたという。

 Compiereは、販売管理、購買管理、在庫管理、債権管理の機能を備えた中堅・中小企業向けのオープンソースERP。今後、USSは、賞味期限管理テンプレートとして賞味期限の正確な管理、廃棄ロス・在庫削減を狙う企業へ販売を進める考え。

川島 弘之