クオリティソフトのクライアント管理製品で、URLフィルタ機能が利用可能に

　クオリティソフト株式会社は1日、アルプスシステムインテグレーション株式会社（以下、ALSI）と協業し、クライアント管理製品・サービスにおいて、ALSIのクラウド型URLフィルタリング機能「URL Filtering powered by InterSafe」を提供すると発表した。2015年1月以降、順次サービスを開始する予定。

　今回、URLフィルタリング機能が追加されるのは、クライアント管理製品「QNDシリーズ」および脆弱性検出型クライアント管理クラウド「ISM CloudOne」の両製品。これらの製品には、標的型攻撃の入り口対策として、OSやアプリケーションを最新の状態にし、脆弱性のないクライアント環境を維持する機能を提供しているが、「URL Filtering powered by InterSafe」では、入り口対策のさらなる強化と、万一マルウェアに感染した場合に、C＆Cサーバーへの通信を検知・遮断する出口対策が可能になるという。

　また、SNS、ブログ、掲示板などWebへの書き込みを規制し、企業情報の流出を防いだり、社内外のクライアント端末に対するWeb閲覧を規制し、Web経由のウイルス感染や私的利用を防止したり、といったこともできる。さらにクラウド型で提供するため、出張中や外出中であっても社内同様に端末を保護でき、ワークスタイルを選ばず、新たなセキュリティ脅威への対策を行えるとのこと。

　なおQNDシリーズでは「QND Advance」に標準搭載され、年間バージョンアップサービス加入期間中に利用可能。ISM CloudOneではオプションとして提供する。