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NTT東日本、IaaSでOracle DBやWebLogic Serverの全エディションを利用可能に

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は27日、法人向けクラウドサービス「Bizひかりクラウド 安心サーバーホスティング」のオプションとして、Oracle DatabaseとOracle WebLogic Serverを6月30日より提供開始する。同社によれば、両製品の全エディションをクラウドサービスとして提供するのは、今回が国内で初めてという。

 「Bizひかりクラウド 安心サーバーホスティング」は、IaaS型の法人向けクラウドサービス。今回より、NTT東日本がクラウド基盤上の仮想サーバーにあらかじめ準備したOracle DatabaseとOracle WebLogic Serverを、月額課金形態で利用できるようになる。

 Oracle Databaseでは、大規模向けに耐障害性やパフォーマンス、運用管理などに優れたEnterprise Editionを提供するほか、より安価に小規模システムを構築したいユーザー向けに、Standard EditionやStandard Edition Oneも用意した。また、既存環境からクラウド環境へデータベースを移行する場合には、移行支援ツール「Oracle GoldenGate」を採用することで、従来難しかった移行に伴うサービス停止時間の短縮を図れ、スムーズな移行が実現するとしている。

 また、アプリケーションサーバーのOracle WebLogic Serverでも、Enterprise EditionとStandard Editionを利用できる。

石井 一志