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cciがAWS基盤上に基幹会計システムを構築、SCSKの「ProActive E2」を採用

 SCSK株式会社は25日、自社のERPパッケージ「ProActive E2」が、株式会社サイバー・コミュニケーションズ(以下、cci)の新基幹会計システム「DK3システム(ディーケイスリーシステム)」として採用されたと発表した。Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤上に導入され、4月より本番稼働を開始している。

 電通グループのインターネットメディアレップであるcciは、同グループのセキュリティ基準を満たす認証プロセスで、クラウド環境を活用することを検討。高いセキュリティを保ちつつ、事業継続性の確保とTCOの削減を実現するため、基幹システムのクラウド化に踏み切ったという。

 選定にあたっては、回線の二重化やデータの安全管理など情報セキュリティ基準を満たした上で、業務効率の改善、決算早期化、管理会計の強化を実現できる点を考慮し、ERPとクラウド基盤を選んだとのこと。そして、複数のデータセンターでのシステム運用が可能なことや、迅速に経営情報が把握できること、豊富な標準機能を生かした導入により、早期にシステムを構築できることなどを評価して、SCSKが提案する新基幹会計システムを採用した。

 なお、ProActive E2がAWS上で稼働するのは、今回が初の事例になるとしている。

石井 一志