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「Citrix CloudBridge」の中小規模支店向けモデル
クラウド接続・WAN最適化装置
(2014/4/17 06:00)
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下、シトリックス)は16日、ハイブリッドクラウドを実現するクラウド接続装置「Citrix CloudBridge」の新モデル「同800」「同400」を発表した。パートナーを通じて同日より販売される。
CloudBridgeは、プライベートクラウドとパブリッククラウドをシームレスに接続する装置。プライベートクラウド内のリソースが不足した場合に、アプリケーションやネットワークを変更することなく、パブリッククラウドのリソースを利用可能にする。
今回のCloudBridge 800は中小規模(SMB)支店オフィス向けに、同400はより小規模なマイクロブランチオフィスや小売キオスクを対象とした製品。
両モデルともSSDを採用。HDDと比べて倍近いパフォーマンスを実現したという。冗長構成の静音ファンにより、長期にわたる高い信頼性を担保する。両モデルともシングルボード設計で、マザーボードにFail-to-Wire機能を備えた4つのGigabit Ethernetを搭載。
CloudBridge 800では、最高10Gbpsの高速帯域幅をサポートする。WAN最適化は多数の
また、IT専任者が不在なことも多い支店オフィスを対象とするため、容易な展開とリモート管理を実現。万が一アプライアンスが故障したときも、簡単な操作で工場出荷時リセットが可能で、ワンステップで全設定ダウンロード、ソフトウェアアップデート、アプライアンスの交換が可能という。
WAN最適化とアプリケーション可視化機能も搭載する。WAN最適化はCitrix XenApp、Citrix XenDesktop、Microsoft MAPI、CIFS、SMB1/2/3、HTTP、HTTPS、SSLといった多数のプロトコルをサポート。CloudBridge 800はビデオキャッシングにも対応する。
参考価格は、CloudBridge 800が82万5000円(税別)、同 400が57万7500円(同)。